たとえば、お父さんの持っている農地に息子さんが自宅を建てる場合を考えてみましょう。
だいたい、次のような順番で進めていって、申請するためにはそれぞれ別の資格が必要となります。

1　農地を建物を建てる宅地部分と農地のまま残す部分とに測量して土地を分けます：土地分筆登記 → 土地家屋調査士
2　宅地にしたい部分の農地法の許可をとります：農地転用許可 → 行政書士
3　本来は建物を建てられない土地のため、建物を建ててよい土地と認めてもらいます：都市計画法許可 → 行政書士
4　自宅のプランを設計屋さんと相談して図面を作った後、建物の建築許可をとります：建築確認 → 建築士
5　新築工事を大工さんに頼んだとして、その工事が図面通りに出来ているかチェックします：工事監理 → 建築士
6　建物が出来上がったので法務局に新築登記をします：建物表題登記 → 土地家屋調査士
7　農地だった部分が宅地になったのでその登記もします：地目変更登記 → 土地家屋調査士

こうしてやっと、自宅の完成となるわけです。
通常はそれぞれ別の資格者が協力して申請していくのですが、どうしても行き違いや連携ゆえの
時間的なロスなども生じてしまいます。
当社では、これらのすべての業務を当社のみで申請できますので「ワンストップ」を強みにしています。
ワンストップの良いところは、時間的な面はもちろんですが費用の面でも抑えることができ、
そして何よりも責任をもって最後までお付き合いできることだと思っています。